体系的番号 |
JPMJTM20AV |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20AV |
研究代表者 |
中安 祐太 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 従来の微生物燃料電池(MFC)は、カソードに白金触媒を利用しており、電極コストや流入酸素による発電阻害が課題となっていた。共同研究者である梅津らは白金の代わりにメタン菌触媒を用いたMFCを開発した。しかしながら、メタン菌を担持させるための炭素材料が高額であることが産業応用への障壁となっていた。他方、研究代表者は、これまで木炭を利用した電極材料について研究を行ってきた。そこで本提案では、メタン菌の担持材として木炭を用いることで、デバイス特性を落とさずに電極コストを従来の1/170以下に抑えた、メタン菌カソードMFCを実現する。従来の炭素材料とMFC特性を比較するとともにプロトタイプの作製も行う。
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