体系的番号 |
JPMJTM20HG |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20HG |
研究代表者 |
木田 徹也 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 数nmの半導体ナノ結晶は量子ドットと呼ばれ、その優れた光学特性からバイオイメージング、太陽電池、LEDなどへの応用が期待されている。本課題では、申請者らが有する精密合成技術を基にして、ペロブスカイト型構造の量子ドットをフォトクロミック分子と複合化するとともに透明高分子フィルムに封入し、「光によって発光強度をON/OFFできる蛍光性フィルム」を開発する。光によって強度を完全にOFFでき、高い繰り返し耐久性を有し、多色発光するフィルムの開発を目標とする。これによって、これまでの蛍光体にはない高機能性を付与し、光制御ディスプレイ、セキュリティインク、超高解像度イメージングといった新しい産業分野の開拓を目指す。
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