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準安定相磁石粉末の新規製造プロセスの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20EB
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20EB

研究代表者

岡田 周祐  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 材料・化学領域, 主任研究員

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要ThMn12構造Sm-FeやTbCu7構造Sm-Fe-NなどNd-Fe-Bを超える磁気物性を有する磁石は全て準安定相である。申請者はこれら準安定相磁粉を合成する独自プロセスとして低温還元拡散法の開発を行っている。従来の還元拡散法はCa融点(842℃)以上で反応を行う必要があるのに対し、低温還元拡散法は溶融塩を用いることでCa融点以下での反応を可能としており、600℃で還元拡散反応を行うことでTbCu7構造Sm-Fe単結晶粉末の合成に成功している。本研究では、さらに低温域の開発を進めるとともに新たな熱処理法を開発することで、Nd-Fe-B磁石を超えるThMn12構造Sm-Fe磁粉の実現を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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