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生分解性を担保した建材用蓄熱マイクロカプセルの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20EY
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20EY

研究代表者

小林 敬  京都大学, 農学研究科, 助教

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要空調による環境負荷低減のために、蓄熱マイクロカプセルが注目されている。それを建材に利用することで住居等での気温変化の抑制に寄与できる。しかし、石油由来のマイクロカプセルはマイクロプラスチック問題の原因となる。そこで、建材用の生分解性蓄熱マイクロカプセルを開発する。これまでの成果を踏まえ、動植物油脂を酵素により改質し、蓄熱材の主成分とする。また、タンパク質の酵素架橋により外殻を作り、マイクロカプセルに堅牢性と生分解性を賦与する。そして、蓄熱による省エネルギーにより、化石燃料に依存したアクティブな空調に頼らざるを得ないライフスタイルを、自然に順応したパッシブなシステムを基調とするものに転化する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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