体系的番号 |
JPMJTM20C3 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20C3 |
研究代表者 |
松下 隆彦 埼玉大学, 理工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 従来よりも100倍高感度のイムノクロマトを実現するため、分子クラスター化技術をもとに開発したダブルビオチン標識F(ab)を組み入れたイムノクロマト技術の確立を目指す。簡便で判定時間が短いイムノクロマトに競合検査技術と並ぶ感度が備われば、特別な技術や施設が無くても精度良く判定できるようになる。原理的に様々な検出対象への応用が可能であり多様な製品創出が期待できる。本研究ではクロストリジウム・ディフィシル産生毒素トキシンBの最小検出感度0.073 ng/mL以下を実施可能性判断に必要な目標とし、抗トキシンB活性を有するダブルビオチン標識F(ab)を調製してイムノクロマトを試作し、それを明らかにする。
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