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カイコ繭素材による細胞増殖制御モジュールの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20ES
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20ES

研究代表者

小谷 英治  京都工芸繊維大学, 応用生物学系, 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要申請者は、最新育種技術によりこれまでにないマユ(繭)、すなわち、セリシンタンパク質だけでできた繭を生産するカイコを作り出した。この特殊な繭からしか調製できない未変性セリシンは、希少成分であり、組織工学分野で活用できる安価なバイオマテリアルとなり得る。本研究では、生体外での細胞増殖・分化に影響を与えるセリシンの開発を目的とし、セリシン繭に細胞増殖因子の機能を付与する。さらに、セリシンを用いて、細胞増殖因子の安定保持特性と徐放性をコントロールできる培養モジュールの作製を検討する。セリシンモジュールの細胞増殖制御機能の検証により、主に皮膚を対象とした新バイオメディカル事業創出に向けた展開研究を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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