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多孔性金属酸化物ナノシートを利用した高性能逆浸透膜材料の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20GL
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20GL

研究代表者

馮 旗  香川大学, 創造工学部, 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要海水淡水化等に広く利用される逆浸透膜には厚さ150nm細孔径2nmの有機系多孔性膜材料が採用されているが、膜厚が厚く圧力損失が大きいため、より薄い膜材料の開発が望まれる。さらに有機系逆浸透膜表面に有機物付着による膜性能低下のため、頻繁に洗浄を行う必要がある。多孔性金属酸化物ナノシートを利用すれば、従来の有機膜の1/10以下厚さの多孔性ナノシート膜材料を作製でき新規省エネ高性能無機系逆浸透膜材料を実現できる。本研究では独自に開発したソフト化学手法を用いて層状チタン酸ナノシートに2nmぐらいの細孔を開ける技術、さらに多孔性層状チタン酸ナノシートの積層製膜技術を確立し高性能無機系逆浸透膜材料を開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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