植物由来多糖類とリン酸カルシウムの複合化によるエコ機械材料の開発
体系的番号 |
JPMJTM20F7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20F7 |
研究代表者 |
水谷 義 同志社大学, 理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 日本において豊富な植物資源であるデンプン、セルロースなどの多糖類とリン酸カルシウムを共沈殿法によって複合化し、低環境負荷で優れた力学的性質を示す機械材料の開発を行う。多糖類はヒドロキシ基などの親水基を多くもっており、リン酸カルシウムとの接着性は優れており、複合体の機械的強度はプラスチックと比べても同等以上であるが、耐水性に問題がある。過剰のヒドロキシ基をアシル化反応などの修飾反応を利用して疎水化することによって、耐水性の付与、熱可塑性の付与を行い、実用に耐えうるエコな複合材料の開発を行う。
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