函体推進工法による線路下アンダーパストンネル建設における摩擦低減材の開発
体系的番号 |
JPMJTM20C4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20C4 |
研究代表者 |
富樫 陽太 埼玉大学, 理工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 鉄道と道路の立体交差(アンダーパス化)事業は,安全・運輸・地域発展に欠かせない。アンダーパス施工法の函体推進工法は近年,高速道路と鉄道の交差部など大断面施工の需要が多いが,大きい函体に応じて地山境界の摩擦が増加するので必要なジャッキの数量が増えコストが増大している。これに対し,本応募課題では,函体推進工法に適用可能で,走行する列車荷重を支持でき,かつ優れた摩擦除去効果を持つ新しい摩擦低減材の実現を目指す。建設発生土を再利用したセメント改良土と剛な球体で構成するこの材料について,施工法を想定した中空ねじり試験を実施して最適な材料構成を決定し,既往技術の摩擦係数の半減を目指す。
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