体系的番号 |
JPMJRX20I9 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRX20I9 |
研究代表者 |
三田村 宗樹 大阪公立大学, 都市科学・防災研究センター, 副所長
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研究期間 (年度) |
2020 – 2023
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概要 | 【解決すべき社会課題・ボトルネック】
都市部で内湾・河口に面した低平地の大阪市住之江区は、水害を主とする災害対応が必要な地域である。区民・区域の構成は多様性に富んでおり、地縁型コミュニティは充実するが、住民は単独・複数のテーマ型コミュニティに緩やかに属しており、地域への帰属意識の低下も見られる。多様な目的を持つコミュニティが災害などの危機に面した際の対応能力を担保するために、高齢化が進む中、単一の災害はもとより、さらには感染症対応などの複合的状況下においては、特に防災人材の担い手の拡大と高度化が課題となっている。
【活用する技術シーズと解決するための手法】
本プロジェクトでは、リアルな体験を可能にし、災害・防災のわが事化を促す防災教育ARアプリや自発的・主体的に防災に取り組む行動を促進させるeラーニング教材であるコミュニティ防災教育コンテンツなどを活用した防災人材育成システムを構築し、多様なコミュニティをつなぎ、相互の交流・協働を促す「コミュニティ防災人材」を育成する。さらに育成された防災人材の継続的活動を支えるための、ネットワーク形成を行うことで、多様なコミュニティ間をつなげ、地域を超えた柔軟性のある活動展開が行える体制を整える。
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研究領域 | SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(ソリューション創出フェーズ) |