体系的番号 |
JPMJTM20D3 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20D3 |
研究代表者 |
川田 将平 東京理科大学, 工学部機械工学科, 助教
|
研究期間 (年度) |
2020 – 2021
|
概要 | 地球環境問題を背景に機械システムのさらなる効率向上が求められている。機械システムにおけるエネルギー消費の30%以上は摩擦損失とされ、摩擦損失低減による社会全体に及ぼすインパクトは大きく、潤滑油添加剤の開発の重要性が増している。提案者らは、優れた物理的・化学的特性を持つイオン液体に着目し、潤滑油添加剤としての応用を考えた。イオン液体単体では、超低摩擦を示す報告があるが、添加剤としての潤滑機構が不明である。本研究では、イオン液体の潤滑性を評価するとともに、摩擦界面で起こる動的な現象を分子レベルで解析し、その知見をもとに実現を目指す技術は、潤滑油添加剤として超低摩擦を発揮するイオン液体の創生とする。
|