体系的番号 |
JPMJTM20BM |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20BM |
研究代表者 |
根岸 信彰 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 上級主任研究員
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 産業技術総合研究所において地下水中に普遍的に含まれる重炭酸カルシウムが光触媒作用により炭酸カルシウムアラゴナイト針状晶癖として光触媒表面に形成することを見いだし、この構造が水中細菌のメカノ殺菌効果をもたらすことを発見した。光触媒にこの効果を組み合わせると劇的に水中細菌処理効率が増大することから、途上国において安全な水へのアクセス(SDGs6)を容易にする有効な手段となり、世界的なインパクトを与える可能性を持つ。本研究ではこのアラゴナイト針状晶癖の光触媒上への工業的な担持方法を探索することで、現在の自然発生的な針状晶癖固定化法を上回る技術の探索を行うと共にその機能の評価を行う。
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