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クライオ電子顕微鏡法のための小充填容量インクジェットを用いたサンプル凍結装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20BR
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20BR

研究代表者

篠田 晃  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 博士研究員

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要タンパク質などの生体分子の3次元構造情報は生命科学の研究に欠かせない基盤情報であり、近原子分解能の立体構造を短期間で決定できるクライオ電子顕微鏡法が注目されている。しかし、タンパク質溶液を数十nmの薄膜状に凍結する工程が難所であり、申請者はこのための凍結装置を開発しており本申請の基となっている。既存の装置では凍結時にタンパク質溶液をろ紙で吸い取るため溶液の99.99%以上を無駄にするが、本研究では最小充填容量10μL以下のインクジェットを搭載した凍結装置を開発しタンパク質溶液の利用効率を2桁向上させる。また複数のタンパク質の構造解析を行い効果の実証を行い、装置の製品化へ向けて開発を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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