体系的番号 |
JPMJTM20AS |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20AS |
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | “痒み”は主観的で不快な感覚である。ヒトは痒みの程度を言葉で伝えるが、動物は皮膚のひっかき行動と皮膚疾患といった間接的な指標で、痒みの病態を推測する。しかし、実験動物を用いた医薬品や医薬部外品の安全性試験では、数値でその安全性を示すことが求められる。そこで、主観的な痒みの病態を数値化する検査法が確立すると、安全性試験における新たな指標となることが期待される。
従って本研究は、これまで研究代表者が進めている、生理活性物質であるヘモキニンー1(HK-1)が痒みの伝達に寄与する知見をもとに、血液中のHK-1の発現量を指標とした、痒みの病態を可視化する検出法の確立に向けた基礎的研究を行う。
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