体系的番号 |
JPMJTM20F0 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20F0 |
研究代表者 |
中馬 新一郎 京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 准教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 哺乳類初期胚の発生工学技術は、基礎生命科学、疾患モデル動物作出、産業動物の育種繁殖など基礎、応用両面で広く活用されている。しかし初期胚の実験操作は、未だに技術者が顕微鏡とマニピュレーターを用いて個々の胚を取り扱う為に研究開発の効率が極めて悪い。申請者はマイクロ流路チップ型セルソーターを用いてマウス初期胚のライブソーティングを行い、健常な産仔を得る事に成功した。本申請ではこの世界初の成果をもとに、哺乳類初期胚の非侵襲・高精度・高速な自動解析・選別技術を世界に先駆けて実用化する。本技術開発により個体のゲノム編集や初期胚操作の大幅な効率化が可能となり、幅広いバイオテクノロジー分野で応用が期待される。
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