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小水力エネルギーを活用した災害復興時における主体形成と持続的むらづくりのシナリオ形成

研究課題

戦略的な研究開発の推進 社会技術研究開発事業

体系的番号 JPMJRX20I7
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJRX20I7

研究代表者

島谷 幸宏  九州大学, 工学研究院, 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2022
概要【解決すべき社会課題・ボトルネック】 福岡県朝倉市のように山間部の河川域など、高齢化や人口減少が進む地域における大規模自然災害の発生後には、防災最優先の縦割りの復旧・復興が行われ長期視点の村づくりに至らない。持続可能な復興の社会経済的基盤となり得る再生可能エネルギー導入のチャンスであるが、個別対応に追われ将来の地域づくりの主体となるものを形成することが困難で余裕がない、あるいは初期投資が高く地域主体で導入できない、などの課題がある。これらの課題は互いに連関し、同時に解決すべきであるが、その理解共有や対策整備がなされていない。 【活用する技術シーズと解決するための手法】 山間部の河川域など高齢化や人口減少が進む地域における資源として、身近で、復興事業の関与が可能で、共有資源である水に着目し、住民が自ら主体的に実践できる3Dプリンターを用いた水車による小水力自家消費モデルを導入する過程で、村づくりのための勉強会・ワークショップ、小水力発電を用いたシステム設計活動などを通じ、地域づくりの主体を形成し、その主体が地域の将来を描き、地域主体による地域資源の活用による持続可能な村づくりにつながるシナリオを形成する。
研究領域SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(シナリオ創出フェーズ)

報告書

(5件)
  • 2022 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )
  • 2021 年次報告書 ( PDF )
  • 2020 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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