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水力発電事業の好適地である神通川水系における流域治水に資する動的運用ルールの共創手法の構築

研究課題

戦略的な研究開発の推進 社会技術研究開発事業

体系的番号 JPMJRX20I8
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJRX20I8

研究代表者

沖 大幹  東京大学, 未来ビジョン研究センター, 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2022
概要【解決すべき社会課題・ボトルネック】 神通川本川には治水ダムはなく、河道による治水対策しかできない状況にある。電力ダム群との連携による流域治水が求められている。また、本川のほとんどが岐阜県内にあり、上流の流域面積が大きいことから、上下流で連携した流水管理の総合的なデザインが治水上の課題となっている。さらに、支川の利水ダム群には冬の降雪が主要な水源であるところ、気候変動による降雪量・積雪量の減少が想定され、今後の対策立案に流域のステークホルダーは大いに頭を悩ませている。 【活用する技術シーズと解決するための手法】 本研究では、県境や行政の所管などさまざまな境を越えた適切な協力を含むあらゆるレベルでの統合的水資源管理の達成を目指す。既存の洪水調節を組み込んだ確率洪水予報システムを拡張し、洪水・渇水予測情報を多様なステークホルダーに提示し、それぞれの価値観を統合的に反映できる目的関数を模索し、多様なステークホルダーを巻き込んだ流域治水に有効な動的運用ルールの共創手法を構築する。
研究領域SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(シナリオ創出フェーズ)

報告書

(5件)
  • 2022 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )
  • 2021 年次報告書 ( PDF )
  • 2020 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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