体系的番号 |
JPMJTM20F5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20F5 |
研究代表者 |
織田 昌幸 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 近年再生医療として注目されている細胞を高精度に配置できる3D造形用の足場材として、クラゲから得られるコラーゲンをバイオインクとして活用することを検討する。クラゲコラーゲンは、これまでのブタなどのコラーゲンに比べて人体に対する安全性が高く、ヒト細胞との親和性や流動性に優れ、各種の方法でゲル化できることから、バイオインクの原料として好適と考えられる。特に本研究代表者が研究を続けてきたミズクラゲコラーゲンは、中性pHでも溶解性が高く、低温でゲル化するなど、共存させるヒト細胞へのダメージが低いことから、他のコラーゲンにはない特徴をもつため実用性が高いと期待される。
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