体系的番号 |
JPMJTM20B4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20B4 |
研究代表者 |
野中 利瀬弘 秋田工業高等専門学校, その他部局等, 准教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 光学用レンズの製造工程から排出される荒摺・研削廃水には,硝材や加工材由来の粒子状物質が幅広い粒度で分散している.当該研究は,高精度な加工プロセスでの連続的な循環利用を可能とする廃溶媒の高度再生技術の開発を目的とする.これにはナノサイズの粒子群を凝集し,溶媒の粘度制御を両立し得る分離プロセスを実現する必要がある.申請者らは先行試験により,組成の異なる懸濁液へ添加剤を加える化学的な手法により,従来型の沈降法や凝集沈殿剤が単体では達成し得なかった,ナノ粒子を含む粒子群を分離可能な条件を見出した.ここでは,硝材粒子と添加剤の最適な組み合わせを見出すと共に,広範な組成の素材に対応可能な条件に最適化する.
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