1. 前のページに戻る

卵殻を母体とした分取クロマトグラフィー

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20D7
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20D7

研究代表者

蛭田 勇樹  慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 講師

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要卵殻は家庭・産業廃棄物として年間約30万トンも廃棄されている。環境保護の観点から土壌改良剤などへの活用の努力にも関わらずその大半は焼却・埋め立て処分されている。その化学的な性質に注目すると、炭酸カルシウムベースのバイオミネラルであり、多孔性構造を持ちアルカリ耐性が高い。他方、医薬・農薬・機能性食品など高付加価値製品の製造においてはアルカリ性移動相でのクロマトグラフィーによる分取が欠かせない。本研究では、卵殻の特性を有効活用した分取用高アルカリ耐性カラム充填剤を開発する。安価かつエコフレンドリーであり、現在汎用されているシリカ充填剤では使えないアルカリ性移動相が使用可能な充填剤の提供を目指す。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst