体系的番号 |
JPMJTR20R5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR20R5 |
研究責任者 |
高尾 英邦 香川大学, 創造工学部/微細構造デバイス統合研究センター, 教授/センター長
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | 本課題では,指先の触覚能力をセンシングで再現する高分解能触覚システムの実用化にむけて,性能を実証する実用的ハンディー型装置の開発を行なう。指先皮膚の繊細な触覚と同等の高い感度を持つ高性能触覚センサデバイスと,触知覚動作を模倣する検出アルゴリズムを統合化することで,人間が感じ取れる繊細な手触り感の違いを知覚・識別できる新しいセンシングシステム技術を確立する。この装置を実用的水準まで高めるためには,高性能センサ本来の能力と計測動作時の堅牢性を両立する実用パッケージ機構の完成が課題となる。市場のニーズを満たし,十分な実用性を示すハンディー型触覚計測システムを実現することで,製品化への礎を築き上げる。
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