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オペランドインピーダンススペクトル計測による逆浸透膜ファウリング現象の直接センシング技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20DY
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20DY

研究代表者

田中 厚志  信州大学, 学術研究院工学系, 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要逆浸透膜は水処理に広く使われているが、使用とともにファウリングが進行し機能が不可避的に劣化する。通常、圧力差や透過水量の変化から間接的にその進行を推定するしかない。我々は、電解液中に浸漬した逆浸透膜の複素インピーダンスの計測により、膜中や膜近傍のイオンの挙動を解析する技術を蓄積してきた。その技術を応用し、ファウリングの進行状況を稼働中にイオンの挙動から直接検出する手法を開発する。短時間の検出、ファウリング原因物質の推定、洗浄工程の有効性の定量化が目標である。センシング技術の革新は、RO膜の効率的な使いこなしに大きなインパクトがあり、プラントの安定稼働でユーザーが享受するメリットも大きい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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