クロマグロの養殖生産量の増大に向けた,生け簀の最適配置化と海況予報システムの構築
体系的番号 |
JPMJTM20HQ |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20HQ |
研究代表者 |
山城 徹 鹿児島大学, 理工学域工学系, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | <目標>本研究では,クロマグロの養殖生産量の増大をめざし,奄美大島久慈湾,篠川湾の養殖生け簀の最適配置の作成とスマート養殖に資する大島海峡の海況予報システムの構築を目標とする.
<方法>生け簀の周囲で溶存酸素の現地観測を実施し,酸素量とマグロの成長との相関関係を分析する.また,久慈湾,篠川湾の潮流を再現できる高分解能数値モデルを開発し,生け簀へ溶存酸素を運ぶ海水の流入経路を明らかにする.これらの結果を基に,湾内での生け簀の最適な配置を作成する.さらに,養殖海域への赤潮,低酸素水の流入予測に向けて,DR_EnergyとMSM予報値を活用し,大島海峡の海況を2日先まで予報するシステムを構築する.
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