新規磁気デバイスの創製に資する多機能・リアルタイムな電気磁気効果特性測定装置の開発
体系的番号 |
JPMJTM20B7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20B7 |
研究代表者 |
吉村 哲 秋田大学, 理工学研究科, 教授
|
研究期間 (年度) |
2020 – 2021
|
概要 | 研究代表者は、高品位な強磁性・強誘電薄膜を作製し、その電気磁気効果(電界印加による磁化反転)の走査型プローブ顕微鏡による定量測定に成功した。本成果を基に、電界印加に対する磁化変化を、直接・リアルタイムに測定できる新規な電気磁気効果特性装置を開発する。本装置の実現は、高機能な強磁性・強誘電材料の探索および物性解明、そのデバイス応用およびそれに伴う新産業創出、に波及する。本研究では、現在構築中の本装置に関し、電界印加に対する磁化変化を正しく測定するための改良を目標として、測定性能の検証に使用する磁気および誘電特性に優れた強磁性・強誘電材料の探索や、装置の測定機能向上のための電磁石の組み込みを行う。
|