体系的番号 |
JPMJTR202B |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR202B |
企業責任者 |
株式会社メカニカルデザイン
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研究責任者 |
寺田 賢二郎 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | 鉄鋼材料の開発は自動車軽量化の基幹を成しており、現在では引張強さ1500MPaを超える超ハイテン材の実用化が進められている。しかし引張強度と引き換えにその延性は低く、破断までの伸びが小さい。そのため、在来鋼種では延性的であったき裂の進展が脆性に遷移し、所定の衝突安全性能を発揮できない懸念が指摘されてきた。本研究開発では、可視化を含む実験技術にフェーズフィールド法による解析技術を組み合わせ、超ハイテン材特有の延性と脆性にまたがる破壊挙動の予測技術を開発する。き裂進展速度の実測、スポット溶接部を含む解析、商用ソフトウェアへの展開など、実験とソフトウェアをバンドルした製品としての実用性を実証する。
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