抗原を認識する環状ペプチドの効率的な同定法の開発と検査試薬への応用
体系的番号 |
JPMJTM20FE |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20FE |
研究代表者 |
北條 裕信 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 抗体は、抗原認識試薬として広く用いられている。しかし、分子量が大きく立体構造の安定性が低い、高製造コスト、実験動物を必要とする等の問題点があり、トクヤマでは、かねてより低分子、高安定性で低製造コストの抗原認識試薬の開発を進めてきた。本研究では、研究代表者らが開発済みの方法で得られた環状ペプチドを、トクヤマの持つシリカゲル合成技術により得た抗原固定化担体に結合させ、その中から固定化抗原に対して結合活性を持つ環状ペプチドをハイスループットで同定する手法を開発する。そして、それらを生化学や食品の検査試薬開発に資する技術に昇華させることを目標として行う。
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