体系的番号 |
JPMJTM20HN |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20HN |
研究代表者 |
山﨑 正夫 宮崎大学, 農学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 本研究では『体内の尿酸を効率的に腸管に排泄させる』という全く新しい機能を有する食品を創出したい。日本で1000万人を超える高尿酸血症者の多くでは腸管尿酸排泄トランスポーターABCG2タンパク質の発現が低下する遺伝子変異が認められる。尿酸排泄器官としての腸管の重要性は近年確立した概念であり、腸管は尿酸コントロールの重要かつ新規性の高い標的である。これまでに申請者は、高尿酸血症モデル動物でABCG2タンパク質を腸管で上昇させ、血中尿酸値を低下させる食品を発見した。本提案ではこの食品を機能性食品として実用化させるため、効果的な摂取量の設定と作用機序の解明を目指す。
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