1. 前のページに戻る

霧を集め水滴に変える機能表面

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20ER
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20ER

研究代表者

内田 欣吾  龍谷大学, 先端理工学部, 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要光異性化する有機分子の結晶に紫外光を照射すると、表面に化合物に応じた結晶成長する現象を利用し、テングシロアリの翅の表面構造を再現することに成功した。テングシロアリは、雨期に巣作りのために飛翔する珍しい種で、その翅の表面に生えた二種類の突起のため、霧粒を集め水滴に変える性質がある。この性質は、我々の光成長する有機結晶薄膜でも再現できており、その構造と性質を汎用性があり安定な材料に転写することで、実用化を目指す。具体的には、テングシロアリの表面構造を模倣した結晶膜表面を電鋳により鋳型をとり、これをポリマーなどの汎用材料に転写して、霧を集め水に変換する機能膜を作製する。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst