1. 前のページに戻る

完全閉鎖セル式水銀還元気化法を用いた簡易水銀測定キットの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20GQ
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20GQ

研究代表者

小崎 大輔  高知大学, 教育研究部総合科学系複合領域科学部門, 講師

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要申請者は,安全かつ簡便な水銀分析法の研究を行い,完全閉鎖セル式水銀分析法を開発してきた。本分析法は,水銀気化,測定,保管,再測定が,閉鎖セル内で完結する方法で,従来必要であった水銀送気用ガスボンベや,局所排気を必要としないことから現場での分析も可能とする分析法であり,従来の水銀気化装置価格(従来:60万円程度)を1/30へ,試料量(従来:10 mL)を1/25へ削減できる。しかし,現状では定量下限値は従来法の10倍程度であり,実用には感度の向上が不可欠である。そこで本研究では,3Dプリント技術を用いた感度向上のための水銀気化キットの開発と,現場分析での有用性の実証を目指す。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst