体系的番号 |
JPMJTR20U9 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR20U9 |
研究責任者 |
眞鍋 史乃 星薬科大学, 機能分子創成化学研究室, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | もっとも普遍的なタンパク質翻訳後修飾である糖鎖付加が、タンパク質の機能や動態に影響を及ぼすことが知られている。しかし、均一構造を持つ糖タンパク質の調製が困難であるため、糖鎖構造と糖タンパク質の機能との明確な構造活性相関は明らかではない。本提案では、医薬品において重要性が増大している抗体医薬品に対して、左右非対称、かつ均一糖鎖構造を持つIgGを系統的に合成する。合成した糖鎖改変IgGの機能を熱的安定性、3Dイメージングによる細胞への取り込み、in vitroでの殺細胞効果から評価する。糖鎖構造とIgG 機能の関係を明らかにし、抗体の機能を高める糖鎖構造を見出し、糖鎖改変の指針を明らかにする。
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