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氷点下でも直播可能な種子のポリマーコーティング技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20AF
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20AF

研究代表者

浪越 毅  北見工業大学, 工学部, 准教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要道内畑作重要品目であるビートは、農業者人口の減少と高齢化のため今後は直播栽培が主流になるが、直播でも春期の農作業の重なりは解決できない。そこで播種時期を考慮せず低温の農作業閑散期に直播を可能とするため、Tgが室温以下のポリマーを種子コーティングする事で低温時は吸水による発芽を阻害し、気温がTg以上に上昇してポリマーが溶けて発芽する事を見出した。本研究課題では、この成果を基に適切な時期に発芽できるように剥離のタイミングの最適化を行うため、ポリマーの分子量制御による粘度調整を検討し、剥離に最適な分子量と粘度の範囲を決定して特許出願、取得を目標とし、コーティングによる冬期直播栽培法の実用化につなげる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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