自発的ナノ粒子吸着現象を利用した分子接合材の接着性改善と異種材料接合への展開
体系的番号 |
JPMJTM20BC |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20BC |
研究代表者 |
冨樫 貴成 山形大学, 理学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 異種材料接合によるマルチマテリアル化のニーズが高まる中、金属-樹脂界面に有効に働く接合剤の開発にはいたっておらず、両者の加工による形状のマッチングで強度・封止性の向上が図られてきた。申請者は、銅ナノ粒子(CuNPs)による無機基材表面改質により、無機基材/高分子材料の異種材料間接着強度を劇的に向上することを見出した。本研究では“融解金属錯体法によるナノ粒子無溶媒合成法”で合成したCuナノ粒子が持つ自発的無機基材吸着現象を利用し、形状から独立した異種材料接着技術の開発CuNPs分散液の改良およびサイズ・形状制御による自発的吸着現象による接合強度上昇を図り、実プロセスへの実装、異種材料接着への展開を目指す。
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