ジアシルグリセロールキナーゼαの発現・活性抑制により免疫力を増進する体内・食品成分の探索・同定―新興・再興感染症やがん等に持続的抵抗性を持つ体質への改善の試み―
体系的番号 |
JPMJTM20CC |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20CC |
研究代表者 |
坂根 郁夫 千葉大学, 大学院理学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 様々な感染症等の罹患率や重篤化率は免疫力の高低によって大きく左右されるが,免疫力(免疫システムの総合力)を上げることを科学的根拠に基づいて訴求した食品は無い.ジアシルグリセロールキナーゼ(DGK)αは免疫力を決定的に抑制する司令塔であるので,DGKαの量や活性を低下させると免疫力を高めることが期待できる.本研究計画では,DGKαの量や活性を低下させる体内・食品成分を探索・同定することを目指す.それらを製品化して摂取することによって,高免疫力の体質に改善して新型コロナウイルス等の新興感染症・再興感染症,がん等の様々な疾病を持続的に予防し,国民・人類(特に高齢者)の健康維持・増進に寄与する.
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