動物たちのトクホとなる、おなかエンリッチメントなプロバイオティクスの開発
体系的番号 |
JPMJTM20ED |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20ED |
研究代表者 |
土田 さやか 中部大学, 創発学術院, 特任講師
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 申請者らは、世界中の野生動物から乳酸菌を多数分離しており、そこには保健効果を期待できるものがある。本申請で提案する菌株は厳しい自然環境に生息するライチョウ由来乳酸菌で、一部の株は、飼育ライチョウで感染防御効果を認めている。鶏は全国で3億羽以上飼育されている。「無薬飼育」および「動物の福祉に配慮した飼育」による高付加価値化の効果は大きいが、抗生物質の代替として利用される生菌剤は、ヒト用のものが転用されるに留まっている。体温や腸内環境が大きく異なる鶏にヒト用製剤を用いても本来の効果はない。今回鶏への投与試験で感染防御、生育促進効果を判定し、選抜菌株の生菌剤化を進め、有用菌の産業利用の道を開拓する。
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