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根毛長遺伝子の導入によるコムギ品種のリン吸収能強化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20A2
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20A2

研究代表者

大西 一光  帯広畜産大学, 畜産学部, 准教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要リンは作物の生育にとって必須の栄養素であり、近代農業における集約的栽培では大量のリン肥料を投入することで収量増加を達成してきた。しかし、リン鉱石は有限の資源であり将来の枯渇や価格高騰が食料安全保障上の世界的な懸念の一つとなっている。そのためリンを根から効率的に吸収できる品種の開発が進められてきたが、これまで実用的なコムギ品種の開発は進んでいない。根毛長の増加は根と土壌の接触面積を増加させることでリン吸収を向上させる。本研究では、スペルトコムギから同定した根毛長を増加させる遺伝子をマーカー利用選抜により実用品種に導入することでリン吸収能を強化し、肥料の削減可能な持続的コムギ品種の開発を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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