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セルロースナノファイバーのユリ球根被覆

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20E7
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20E7

研究代表者

中塚 貴司  静岡大学, 農学部, 准教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要研究代表者は、ユリ球根をセルロースナノファイバー(CNF)被覆することで、乾燥抑制と生育促進効果があることを明らかにしている。ニーズ元企業は、水の力だけで取り出した人体に安全なCNFを開発し、農業分野での適用を検討している。ユリ球根はタマネギのような表面の薄皮が存在しないため乾燥に著しく弱く、特殊な設備がなければ4か月以上貯蔵することが困難である。研究代表者とニーズ元企業は、薄皮の成分であるCNFをユリ球根に被覆することで乾燥を防ぎ、貯蔵性が向上することを発見し、特許出願に至った。本研究ではCNF被覆材と被覆方法、貯蔵条件を改善することで常温貯蔵期間を延長し、本技術の実用化を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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