体系的番号 |
JPMJTM20F1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20F1 |
研究代表者 |
安藤 裕一郎 京都大学, 工学研究科, 特定准教授
|
研究期間 (年度) |
2020 – 2021
|
概要 | 本研究ではシリコン中に生成したスピンを用いて,スピン自体が論理演算を担う「スピン論理演算素子」の創成を目指す.スピンは向き,蓄積量,蓄積箇所等を自在に制御できる.申請者はシリコンチャネル中におけるスピン制御のシーズ技術を有しており,一部のスピン論理演算素子は室温動作実証済である.本研究では高度なスピン論理演算回路の必須技術であるスピン演算の並列化技術および光を用いたスピン蓄積マッピング技術を確立し,切り替え可能なスピン論理演算の室温動作実証を行う.本技術により,ユーザーが再設計可能なスピン論理演算のプラットフォームを提供でき,演算処理技術の飛躍的発展が期待できる.
|