体系的番号 |
JPMJTM20DM |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20DM |
研究代表者 |
安田 佳織 富山県立大学, 工学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 現在、種々の抗菌加工製品が存在し、国内において年間1兆円を超える巨大市場を形成している。これらの製品は、一般的に抗菌剤の材料への混錬もしくは抗菌剤の表面へのコーティングにより作製されているが、コスト高や環境負荷、耐性菌出現の可能性といった課題点を伴う。最新の知見で、ナノピラー構造上で細菌が死滅することがわかっており、本研究では、本大学独自の微細加工技術を利用し、汎用プラスチックにナノピラー構造を付与した抗菌プラスチックの開発を行う。数種の形状・密度・サイズのナノピラー構造を表面に有するフィルムを作製し、フィルム上での数種の細菌に対する抗菌活性等を評価し、より高い殺菌性を目指す。
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