体系的課題番号 |
JPMJTR20UB |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR20UB |
研究責任者 |
高島 英造 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター マラリア研究部門, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2020 – 2022
|
概要 | 遺伝子を細胞内へ導入する系は既に確立されているが、「タンパク質を細胞内へ導入する系」は発展途上である。そこでマラリア原虫タンパク質由来の細胞膜透過タグ【技術シーズ1】と、膜曲率理論から導いた膜透過促進剤【技術シーズ2】を組合せることで、今まで不可能だった50kDa程度の大きなタンパク質を真核細胞へダメージを与えず高効率に直接導入できる系を確立する。修飾タンパク質による細胞内でのタンパク質構造機能解析や、抗体による生細胞内での分子局在・機能阻害解析や、導入量を変化させることでタンパク質の量依存性反応の解析など、バイオ分野の多岐にわたり利用可能な膜透過実験キットの基礎を築く。
|