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ゲノム編集技術を用いた次世代型健康機能性米の開発とその利活用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20FU
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20FU

研究代表者

赤間 一仁  島根大学, 学術研究院農生命科学系, 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要γ-アミノ酪酸 (GABA)はアミノ酸の一種であり、高血圧症などの生活習慣病や認知症の予防と改善に働く健康機能性成分である。提案者はGABA合成に関わるグルタミン酸脱炭酸酵素 (GAD) の負の制御領域を遺伝子組換え操作により取り除くことで、GAD酵素活性を高め、高濃度GABAを含有するコメの開発に成功した。また、最近ゲノム編集技術を用いた同様のアプローチでGAD遺伝子の遺伝的な改変を行い、複数のGABA高含有米系統イネを世界で初めて開発した。本研究ではこれらの系統イネを基盤とし、交雑育種により発芽米の3倍以上のGABAが蓄積した米系統イネを作出し、毎日食する米飯としてだけでなく、付加価値の高い加工米食品の原料となるコメを開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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