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窒化ホウ素/セルロース2D↔3Dナノコンポジット配合の等方的熱伝導水性コート材の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20HE
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20HE

研究代表者

永岡 昭二  熊本県産業技術センター(ものづくり室、材料・地域資源室、食品加工室), その他部局等, 研究主幹

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要申請者らはセルロースナノファイバー(CNF)を水性樹脂塗料に配合させることにより、塗膜強度を3.4倍増大できることを見出した。その中で樹脂成形体に熱伝導性を促進させる副次効果も見出している。一方、申請者らはセルロース球状結晶の表面に窒化ホウ素(BN)を局在化させ、これを樹脂に配合することにより、内部に熱伝導ネットワークが生成する配向技術を開発した。これは圧縮成形により樹脂成形体に縦横に高い熱伝導性を付与できる。本研究ではBN、セルロース球状結晶およびCNFとのナノコンポジット化により、圧縮成形せずとも塗布操作だけで高い塗膜強度と縦・横に高い熱伝導性をもたらす等方的熱伝導水性コート材を構築する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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