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新規なフードオミクス技術を駆使した食用油の抗酸化メカニズムの解明~卓越した抗熱酸化こめ油を創生するための指標の獲得~

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20B0
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20B0

研究代表者

仲川 清隆  東北大学, 農学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要申請者は、油脂の酸化初期に生じる過酸化脂質を直接測定可能なLC-MS/MS分析法を構築した。過酸化脂質は油脂本来の安定性を反映するため、本法により、微量の油脂から酸化安定性評価が可能となった。例えばこれまでに、調理時に重要な熱酸化において、国産の健康油として着目されるこめ油が、他の植物油より確かに優位な安定性を有することを立証した。本提案では、本法を駆使し、油脂の酸化安定性を決定する因子の同定を目指す。具体的には、こめ油の熱酸化安定性を分子レベルで解明し、「卓越した抗熱酸化こめ油を創生するための指標」を獲得し、ひいては種々の油脂の安定化に向けた効果的なアプローチを構築する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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