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新規の育種法導入による輸出用清酒の品質向上に寄与する清酒酵母の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20FX
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20FX

研究代表者

山﨑 梨沙  広島県立総合技術研究所, 食品工業技術センター, その他

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要広島6号(H6)は清酒醸造に広く用いられている協会系酵母と遺伝的に近縁ながら,協会系酵母が持たない胞子形成能を有する稀有な菌株である。優れた醸造特性を有している協会系酵母は,交配育種が困難であるが,H6との交配株を作製することで正常な胞子形成能が付与され,多様な醸造特性を有する一倍体ライブラリを作製することができた。一方,H6で製造した清酒は協会系酵母と比較して,貯蔵劣化しにくいという優れた特性も有していた。一倍体ライブラリの活用により,H6の貯蔵劣化臭低生産性を受け継いだ菌株の選抜方法を検討し,貯蔵劣化臭低生産性と多様な醸造特性を併せ持った,輸出用清酒の品質向上に寄与する清酒酵母を開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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