体系的番号 |
JPMJTM20AB |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20AB |
研究代表者 |
村井 勇太 北海道大学, 先端生命科学研究院, 助教
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 我々は、乳児や高齢者の繊細な皮膚にも安全で日常的に塗布できる「皮膚バリア増強剤」を目指し、皮膚バリアに必須なヒト型アシルセラミドと、皮膚増強及びかゆみ防止効果を持つ植物性脂質の「ハイブリッド脂質」を創製してきた。しかし、実用化には、①高保湿性、②安全、③大量合成、④簡易工程(コストダウン)、⑤高収率等の課題がある。一方、我々は既に、1)アシルセラミド合成技術と2)加水分解法による植物(タモギタケ由来、他)長鎖塩基獲得技術(特許出願済)を確立しており、これら技術を融合させ、上記課題解決を行う。これは、皮膚バリア増強をキーワードとする化粧品、塗り薬の基材、人工皮膚モデル等と多岐用途に貢献する。
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