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コロイド微結晶を用いた環境負荷の低い光カット用フィラーの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20EM
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20EM

研究代表者

山中 淳平  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(薬学), 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要コロイド粒子の規則的な集合体(コロイド結晶)を作製する独自技術をもとに、高分子樹脂等に利用できる紫外〜赤外光カット用のフィラー粉末を開発する。従来品(光吸収剤や散乱剤)は環境負荷が問題視されていたが、代替品がなかった。本フィラーは環境負荷の低いシリカ粒子(粒径0.1〜1μm)が規則配列した、大きさ10μm程度のコロイド微結晶で、散乱に加え、光を回折反射してカットする。シリカ粒径によりカット波長を選択できるが、まず需要の多い紫外域を対象とする。化粧品や材料分野に広範なインパクトを期待する。樹脂に添加して透過率測定を行い、既存品と同等の性能が得られれば、光カット材として実現可能と判断する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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