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下水道エネルギー自立化のための新規微生物燃料電池ユニットの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20EK
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20EK

研究代表者

吉田 奈央子  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要下水汚水には下水処理に要する電力量を上回るバイオマスエネルギーが存在するにも関わらず、多大な外部エネルギーを投じて処理を行っている。微生物燃料電池(MFC)は非曝気の省エネルギー汚水処理が可能な一方、放流水質を達成するには長い滞留時間が必要である. 本課題では、MFC の導入効果を高めるべく, 第一にアノード反応律速を解消すべく、薄い濃度で存在するバイオマスに効率的に接触する空隙の大きなアノードの開発、第二に新たなセパレータの開発にとりくむ。以上の改良ユニットの性能評価に基づき MFC を滞留時間 24 時間で下水処理に導入した試算で 80%以上のエネルギー削減率を達成することを目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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