臥位で尿流率が測定できるオムツ型尿流率測定システムの開発
体系的課題番号 |
JPMJTM20FN |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20FN |
研究代表者 |
兼松 明弘 兵庫医科大学, 医学部, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2020 – 2021
|
概要 | 尿流率測定装置とは秒あたりの排尿量を記録する装置で、排尿障害を来す疾患で汎用される。しかし、従来の尿流率測定装置はトイレにて立位または座位で排尿することが前提であった。我々はオムツに尿がしみこむ速度を、オムツに編み込んだ電極間のインピーダンス変化として検出することで尿流率を高精度に測定できるシステムを作成した。本課題はこのシステムの社会実装を目指して、安全性・利便性・採算性・スケーラビリティについて改良を行う。これを用い、臥位での排尿の実相をボランティアを対象として明らかとし、先天性疾患を有する乳幼児の排尿管理での有用性を検討する。将来的に、寝たきり高齢者のオムツ外しにも貢献すると期待される。
|