体系的番号 |
JPMJTM20EG |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20EG |
研究代表者 |
柴田 隆行 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 日本人の約10人に1人が食物アレルギーに罹患しているという報告があり、アナフィラキシーショックなどの重篤な症状に至る場合がある。このため、最終加工食品への微量な食物アレルギー物質の意図せぬ混入の防止対策や、食物アレルギー発症時には、その原因物質を迅速に特定し、早期に適切な治療を行う必要がある。本申請課題では、申請者らが有するマイクロ流体チップテクノロジーを応用した遺伝子診断技術を基盤とし、複数種の食物アレルギー物質(植物性アレルゲン:小麦、そば、落花生)の検査を、1つの診断デバイス上(名刺サイズ)で迅速(1時間以内)かつオンサイトで実現する手法を確立し、食の安全・安心に資する技術を提供する。
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