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施設園芸用被覆フィルム開発に向けた量子ドット波長変換による光合成促進効果の立証

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) トライアウト トライアウト

体系的番号 JPMJTM20GE
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJTM20GE

研究代表者

佐合 悠貴  山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要これまで,ディスプレイ用途に活用されている量子ドット技術を用いた波長変換フィルムが,光合成に使われない紫外光を光合成効率の高い赤色光に変換し,光合成を促進できることを見出した。量子ドット蛍光体は,従来の有機蛍光色素の課題であった変換効率や耐候性に優れており,施設園芸用の被覆フィルムとして活用でき,農家の収益の改善が見込まれる。この成果を基に,独自の量子ドット設計技術を駆使してフィルムを試作し,生体計測により光合成促進効果の波長反応特性を明確化する。さらに栽培試験により形態形成,収量および品質(機能性成分含量)の波長反応特性を明確化することで,量子ドット波長変換フィルムの有効性を立証する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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