品質の揃ったスフェロイドを低コスト高効率生産する培養足場の実用化研究
体系的番号 |
JPMJTR20UC |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTR20UC |
研究責任者 |
楠 正暢 近畿大学, 生物理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | 再生医療技術や新薬の実用化に費やされる莫大な時間とコストを大幅に削減するため、 “人工的なミニ臓器”としてスフェロイドの活用が期待されている。本シーズは特殊な装置を必要とせず、基礎的な細胞培養技術のみで、寸法の揃った良質のスフェロイドを大量かつ安価に作製可能なツールを提案するものであり、一長一短であった従来の様々なスフェロイド作製法の問題点を一挙に解決できる。申請済みの特許を、本年7月までにPCT(国際特許)出願するよう進めており、5~6年後の製品化を計画している。今後発展が見込める国際的な市場を本製品に置き換えることができれば、日本の経済発展に寄与しながら当該分野の発展を大きく加速できる。
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